同じように複数の商品を扱っているFP同士でも、設計者によってこんなに変わってしまうの例

お客様に本当によく言われます。
みなさん、YouTubeで情報を得てご自身で保険をネットで調べたり、試算して比べてみたりしたけれど、「やっぱりプロに聞くと全然違うんですねえ…」って。
もちろん。そうでなければ、私たちみたいな専門家、必要ないですし。そういっていただけると、真剣に考えた甲斐があるなあと、とても嬉しい瞬間です✨

ところがそれだけでなく、同じプロでも、同じ数の同じ保険会社の商品を扱っていても、設計するFPによって、全然変わってしまうことがあるんです〜っ
今日は、その一例です!!

大学の時の同級生。
4年前くらいに、某所で保険の見直ししてもらったそう☺️
「ちょっと見てー」というので、OK〜といって、見ることに。
彼女は独身なので、そもそも、保険はいるのかどうか…てところから、ヒアリングに入ります。
(ちなみに、独身で、自分の稼ぎで養っている人がいない方は、死亡保障は不要です。そして、預貯金が潤沢にあるかたも保険は不要です。)
とりあえず、今加入中の保険証券を拝見💨💨💨
本人の要望や、現状から、いま加入中の商品の選択は悪くはありません。
でも。設計の仕方が、私とは違いました。

そこで、毎月の支払い金額は変わらないけれど、保障内容は手厚くして、かつ掛け捨て金額をぐっと下げてはどうかと提案しました。
「え。そんなこと、できるんならやって〜頼む〜」というので、やりました。

90歳までで考えた時に、
★支払い総額600万円→→→→→70歳での受取金額90万円
(掛け捨て約500万円)
1日入院したら、7,000円の受け取り。
10日入院したら、70,000円
20日入院したら、140,000円・・・
がんになったら、一回100万受け取っておわり。

から、
★支払い総額361万→→→→70歳での受取258万
(掛け捨て約100万)
1日入院したら、10万3000円の受け取り。
10日入院したら、130,000円
20日入院したら、160,000円・・・
がん、心疾患、脳血管疾患それぞれで100万円受け取り、ならなかったらかけた保険料以上のお金を受け取る。

同じ商品を扱っているのに、設計するFPによって、こんなに変わってしまうって・・・
びっくりしますよね。毎月の負担額は変わっていないのに、いざというときに受け取るお金も、いざということがなかったときに
貯まっているお金も、こんなに差が出るのです。

一つ一つの商品の毎月の掛け金を安くすることだけを考えても全く意味がないんです。
木を見て森を見ず・・・ではダメで、そうではなく人生のお金の流れ全体を見た上で、
最善の設計をすることが大切です。

だから、私は、キャッシュフロー表を作成します。
キャッシュフロー表というのはその名の通り。キャッシュ=お金 フロー=流れ 
お金の流れを見える化した表ということです。ご自身の家計の未来図というところです。
これを作ると・・・いえ、むしろこれを作らずして、もっとも無駄のない設計って、私はできません。。。。

こうして、固定費の無駄をなくしたあとは、相談されるかた100人いたら100通りの、資産形成プランを考えます。
お金は、あくまでも手段に過ぎないので、何をしたくて、どうありたいか。これが最も大切なことはいうまでもありません。
それを実現するために、商品を使いこなすのがプロなので、最初は、お金についての相談。。のつもりで皆さんお話されますが、
皆さん、気がつくと人生相談になっています。
「あ、こんなことも相談しても良かったんですかね」ってハッとされるかたもいますが、もちろん大丈夫です。
あなたの想い、たくさん聞かせてください。

他の専門家でなければ答えることができないことや、具体的なアドバイスを法律で禁止されているような領域のことになると、
専門家を紹介したりすることもありますが、「より良く」するために尽力します。

なので、もしこれまでにどこかで見てもらったことがあるかたも、お気軽に、ご相談ください。
4〜5年経っていれば、改善できることがあるかもしれません。

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erimakii
1978年12月生まれ 射手座 島根県松江市出身 就職氷河期世代に、大学卒業後、大手企業に就職し華のOLになれたと喜んだのも束の間、わずか数週間で夢は打ち砕かれました。そこでやっと社会の仕組みとは? 自分はそこでどう社会と関わり生きて行くのか?を真剣に考えることとなり、「いち企業のルール」ではなく、 日本のルールを知りたくて、給料は1/3以下になるも、士業事務所に転職し実務経験を積みながら勉強するという日々を約17年間続けました。 38で子を出産。そこで初めて、お金のことを何も学んだことがないことに気がつき、たまたま自分には近くに気軽にお金のことを聞ける方がいたおかげで、「知らずに大損」しなくて済みました。  既に問題が起きて自分たちでは解決できなくなる前の段階で、課題を見える化し、家計を丸ごと改善できるようになりたいと、ファイナンシャルプランナーとして、 自分と同じ、子育て世代をメインに、より楽に早く目的が達成できるよう具体的にアドバイスを行っています。