法律事務所の事務員時代 「絶対にやってはいけないこと」のひとつに、
「自分が知っている言葉と似たような言葉が出てきても、こうだろうなと推測して自分で判断してしまうこと」があります。
(今でもそう思っていますが)
いや、当たり前といったら当たり前なんですが、
弁護士でも無い、いち事務員ですから、勝手な判断は断固として❌なんです。
なぜなら言葉は似ていても、意味は全く違うことがあるからです。
そんなの当たり前じゃないの。
って、 思われるかもしれませんが、意外とこれ なんとなくで推測してそのまま、先に進めてしまう人って、いるんですよね。
聞くのがめんどくさい。 調べるのがめんどくさい。
意識せず、無意識レベルで、
そうなってると思います。
子供の頃、わからない漢字は飛ばして読んだり、似たような文字は、知ってる文字と勘違いしてそのまま読んだり、しませんでした❓(しなかったか…😅⁈)
人の脳は 【都合のいいように解釈しがち】です。
でも、言葉を正しく理解して使うこと。
似ていても勝手に推測してはいけません。
専門用語なら、なおさらです。
なんで突然こんなことをいうのかというと、いい例が出てきたので、書きますね🙆♀️
●年利8%
●金利8%
●基準利率8%
●予定利率8%
どれも、似たような言葉です。
(定期預金で年利8パーセントなんて…今の日本ではアリエナイですけどね。。。昔はゆうちょの定期預金もこれくらいあったのですよ。。。)
定期預金の金利、なんかは、すぐにイメージがつきますね。 元本に対してつく利息のことで、1年間につく利息が、年利です。
●基準利率 とか、
●予定利率 は、
主に保険商品に使われる言葉です。
基準利率は、
積み立てる金額に対して付されていく利率のことですその利率で積立ますよ。と約束されている利率のことです。
一方で、
予定利率と聞くと、まるで、◯%の利率で積み立てていく予定ですよー って、勘違いしてしまいそうですが
※そうではありません🙅♀️※
一言で言えば、割引率みたいなものです。
ネットで検索すると、
「保険会社が運用するときに約束する利率のこと」
って、書いてあります。
これ、勘違いしても仕方がないなーって思います。
わかりやすく、書いてみますね
わかりやすくするために、極端な数字で例えます。
1000円の保険料です。
毎月1000円保険料を払って、万が一の時には、
1000万円、支払われます。
こんな契約の、保険商品があったとしましょう。
でも、保険会社は、いくら、たくさんの方から集まるとは言え、たった1000円では、1000万円用意するのは足りません。
なので、みなさんからお預かりした1000円を、
予定利率◯%で運用して1000万準備しますよ。
てことです。
つまり、お客様からすると、
この、利率が高いほど、お得に持てるということ。
必要な保障に対して、少ない保険料で、その商品を持てますよ。ということですね
☺️
だから、お客様目線では、あんまり、意識することがない数字かもしれません。
強いて言えば、たとえば掛け捨ての保険では、
この利率が高いほど、割引率が高いから、お得かも…と、判断材料のひとつにはなるかもしれませんね。
間違っても、この利率で積み立てていくよ
てことではないので、ご注意を。
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